薄毛対策としてドライヤーが重要であることは分かったけれど、具体的にどの価格帯のモデルを選べば良いのか、迷う方も多いでしょう。ここでは、予算に応じたドライヤー選びの考え方と、各価格帯で期待できる機能について解説します。まず、五千円以下の「エントリークラス」です。この価格帯では、多くの機能を望むことはできませんが、薄毛対策の最低条件である「大風量」と「冷風機能」は必須でチェックしましょう。風量が1.3立法メートル/分を下回るモデルは、乾燥に時間がかかりすぎて熱ダメージのリスクが高まるため避けるべきです。また、温風で乾かした後に冷風で仕上げることは、キューティクルを引き締めて髪のツヤを出し、セットをキープするために不可欠です。この価格帯で選ぶなら、余計な機能はなくても、基本性能がしっかりした国内有名メーカーの製品を選ぶのが賢明です。次に、一万円から二万円程度の「ミドルクラス」です。この価格帯になると、薄毛ケアに特化した機能が一気に充実してきます。多くのモデルで「スカルプモード(低温モード)」が搭載され、頭皮に優しい六十度前後の温風でじっくり乾かすことが可能になります。また、温度調節が三段階以上に分かれていたり、温風と冷風を自動で切り替えてくれるモードがあったりと、オーバードライを防ぐための工夫が凝らされています。マイナスイオン機能もより高性能になり、髪の潤いを保つ効果が高まります。薄毛対策を本格的に始めたいけれど、いきなり最高級モデルに手を出すのは躊躇するという方にとって、このミドルクラスは最もコストパフォーマンスが高く、満足のいく選択肢となるでしょう。そして、三万円以上の「ハイエンドクラス」です。このクラスのドライヤーは、単に髪を乾かすだけでなく、美容機器としての側面を強く持ちます。遠赤外線(育成光線)を搭載し、髪の内部から温めることで低温でも驚異的な速乾性を実現したり、特殊なセラミックスで髪のタンパク質を活性化させると謳うモデルもあります。また、美顔器のようにリフトアップ効果を謳う製品や、頭皮の血行を促進するアタッチメントが付属しているものもあります。これらの付加価値にどこまで投資するかは個人の価値観によりますが、最新技術によって頭皮環境の改善を積極的にサポートしてくれることは間違いありません。
価格帯別に見る薄毛男性向けドライヤーの選び方