薄毛の改善のためには喫煙をするとよいです。その理由は2つあります。
1つめは喫煙は血行を悪くするからです。
髪の成長のためにはさまざまな栄養が必要で、その栄養は血液によって髪に届けられています。

 

タバコにはニコチンが含まれていますが、ニコチンは血管を収縮させたり、自律神経を乱れさせたりします。その結果、喫煙をすると血流が悪くなるのです。血流が悪くなれば髪に必要な栄養を十分に届けることができず、抜け毛の原因になります。

 

もう一つの理由は男性ホルモンが増えることです。
男性型の抜け毛AGAの原因と言われている物質がDHTです。DHTは男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によって変換されてできます。喫煙者とそうでない人のDHTの量を比較したところ、喫煙者はそうでない人に比べて10%多かったという報告があります。

 

また、男性ホルモンは皮脂分泌を促す働きがあります。皮脂が過剰に分泌されると頭皮の毛穴がつまって抜け毛を増やします。