大阪市のAGAクリニックに通い始めましたが、高校生のときに通っていた床屋さんから「このままだと薄くなるかもしれない」と、助言を受けたことがあります。その理由はフケです。

私の頭部はどういうわけかフケが出やすい体質でした。頭部を下に向けて両手でこすると、大量のフケがパラパラと落ちてきます。別に洗髪で手を抜いていたわけではありません。風呂は毎日入り、そのたびに頭も洗っています。なのに、フケが異常なほど出てしまうのです。

床屋さんの発した言葉が現実になったのは、20代後半でした。髪の毛が妙にペタリとするので改めて鏡でじっくりと頭頂部を観察すると、地肌がはっきりと見えるほど薄くなっていたのです。当時のフケの量も、高校時代と変わりません。このとき初めてフケの恐ろしさを実感することができました。

私の頭部が現在バーコードのようになっているのは、フケに対して何の対策もとらなかったせいだと考えられます。シャンプーを育毛系のものにしてみたり、整髪料の使用を控えたりすれば、もう少し髪の毛の寿命を延ばすことができなたのではないでしょうか。